先日、桜で有名な吉野へ向かいました。
現地のおじさま曰く、例年より10日ほど早いとのことで、ほとんど桜は終わってしまっていたので、すこし残念だったのですが、
大好きな蔵王堂の金剛蔵王大権現様が御開帳されていたので、久しぶりにご挨拶へ。
日本最大秘仏といわれる大権現。大好きな場所の一つです✨
今回たまたま立ち寄ったのが、お昼の12時で、ちょうどお祈りをされていたので、一緒に手を合わさせて頂きました。
終了後、説法を頂き、それで知ったのですが
毎日正午に、奈良の東大寺や、高野山の金剛峯寺、そして、宗派を超えて、場所は違えども、同じ心でともに祈る、『とも祈り』という護摩供養をされているとのことでした。
調べると、随分前から続けておられるそうで、全く知らなかったのですが、この時参加できてよかった!この時間だから知ることができた!とご縁に感謝しました。
ご本尊からは、いつもやさしさしか感じないのですが、裏手におられる木造の権現様は、なかなか迫力があり、しっかりせぇよ!と言われている気持になります。
そして、いつも通り、吉水神社をお参り。
吉水神社は、ペットのお守りも売っていて、動物好きにも人気の神社なんです^^
その後、久しぶりに吉野神宮に立ち寄ったのですが、またこれが、すごいご縁を結んでいただきまして♪
お参りさせて頂いている時に、とても美しい衣装をまとわれた方たちが、神殿のほうに向かわれたので、神社の方にお伺いすると、奉納の神楽舞が行われるとのこと。
こんなタイミングめったにないことなので、拝観させていただくことに。
後で調べると、やまと舞の舞主でいらっしゃる、やまとふみこさんという方でした。
今、コロナで混とんとしているこの日本の各地をまわり、奉納の舞されているとのころ。
そのことにもものすごく感動して、立ち会わせて頂いたのですが・・・
数名の方の舞の後、その先生が登場し、歌(と言っていいのか詳しくなくてすみません)を歌われる声や、立ち振る舞いに、圧倒されました!
本当に素晴らしくて、となりで見ておられた宮司さんと目を合わすと、お互い涙ぐんで、言葉もなく、ただうなずいていました。
その後、絵本の朗読もあったのですが、とても興味深い内容で、そちらも素敵な時間でした。
宮司さんの計らいで、その先生にご挨拶でき、感動を直接お伝えすることができたことも感動でした。
年齢はわからないけど、立ち振る舞いや、お声(神殿から私たちがいたところまで50mくらいはあったのかな?と思いますが、ものすごく張りのあるお声で、空気が震えて、脳内に伝わってくるようなお声だったんです!!)から受けるイメージよりは、お年を召しておられたのですが、そのことにもビックリでした。
姿勢もよく、舞の間も一切体がぶれず、動いておられてもお声が全く震えず・・・本当に素晴らしかったです。
後程、夫と車に乗ってからも、すごかったね!ふるえたね!鳥肌が!!!
と、しばらく感動が続きました。
私たちは、お亡くなりになられた方をお見送りさせて頂くお手伝いをしているので、この職をしっかりと務めさせていただくという想いを、自分たちの真ん中にしっかりと通す。そんな意識を持たせて頂く時間となりました。
あの時間に、あの場所で、巡り合わせて頂き、本当に感謝です。
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