雨や、急な夕立で、梅干しの土用干しができていなかったのですが、ようやく3日間の天日干しを完了することができた、つなぐ納棺です♪
とはいえ、暑すぎますねぇ。
施行でいろんなお家にお邪魔させて頂くことが多いですが、お一人暮らしされているご年配の方のお家ほど、クーラーがなかったり壊れていたりするので、これだけの暑さになってきたら、お体のためにも、クーラーが必要なのではないかしら?と心配してしまいます。
昔は扇風機があれば、全然お昼寝もできたし、夕方にはさーっと夕立がきて、涼しくなった記憶があるのですが、大変な時代になってきました。
さてさて、
7月中旬のお話になりますが、
奈良県橿原市の某介護施設様よりご依頼を頂き、「介護現場でのエンゼルケア講習」をさせて頂きました。
今回は、10項目ほどご提示させていただいたテーマの中から、施設の方に4つほどお選びいただいて、ご希望に沿った内容でお話させて頂きました。
項目はあえて挙げませんが、心のケアについてや、入れ歯の事、絶対してあげて欲しいことなどをお話させていただきましたが、
その中でも、必ず私が伝えたいことがあります。
私が、講義などでお話する介護士さんや看護師さんから直接聞く声で多いのが、自分たちがさせて頂いたケアの、その後がわからない。や、漠然とした不安や、これでいいのだろうか?という声です。
現場はご遺族様と、沢山のお話をさせて頂きます。
そんな会話の中でよく出てくるおはなしが、ご生前対応してくださっていた、介護士さんや、看護師さんのお話です。
全ての方が、良いことをおっしゃるわけではないにしても、かなり多くの方が、ご生前の対応やケアに対しての感謝の気持ちを強く持っておられる印象です。
私たちは、その後を知るものとして、そういったことをお伝えさせて頂くことも大事な役割なのかな?と思ったりしています。
今回も、お話をさせていただいた後に、
「気もちがとっても楽になりました♪」
と、とても素敵な笑顔で持ち場に戻っていかれました。
技術的な事よりも、今抱えている悩みや疑問に答えていく。
そういう事の方が私には向いているように感じているので、心が楽になって頂けたなら、とてもうれしく感じます♪
介護士さんや、看護師さんの声を聞けば聞くほど、自分がご遺族様から聞いている皆様への感謝の気持ちを、代わりにお伝えできれば!と思っています。
これは、会社員として湯灌納棺師をしていた頃には、全く思わなかった変化のひとつです。
当時は、別立場で同じような事をしている方たちの直接の声を聞く機会もなく、思い込みや、偏見を持ってしまっていたなぁと、反省しております。
これからも、悩みを抱える心優しい介護士さんや看護師さんたちの、心が少しでも穏やかになれるようなお話をお伝えしていく機会があればとてもうれしいなと思います^^
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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