昨日、納棺師になるには?を書いていて、少々熱くなってしまいました(*´∀`*)
気持ちの部分になると、どうしても思いが強くなってしまいます。
そこで今日は、
納棺師に必要なスキルってなに?
ってのを書いてみたいと思います。
納棺師に必要な資格は特にありませんが、
化粧
着付け
最低限の作法
お亡くなりになられてからの体の変化について
お口を閉じる方法
ご納棺の方法
などは、最初に絶対に身に着けないとお仕事になりません。
もともとすべてできる人はいないけれど、
お化粧が得意な人。
着付けができる人。
センスがもともといい人。
は、飲み込みや上達が早いです。
また、どの仕事でもそうですが、
わからないなりにも、何か助けになることをしたいという気持ちが前面に出てる人は、吸収がはやいです。
役立つ職歴は、美容師さんや、介護士さん、サービス業なのかな?と思います。
美容師さんは着付けもできる方が多いし、女性も男性も髪をきれいに整えてあげると喜ばれるし、お化粧も得意な方が多い印象です。
介護士さんは、お体の触れ方が上手ですし、体のお手当や、清拭が上手な印象です。
また、サービス業が好きな方は、人に喜んでもらうことが好きな方が多いので、適応能力が高いように感じています。
ただ、どんなスキルを持ち合わせていても、お亡くなりになられた方のケアをする。というところが、ハードルになっていることが多いです。
身近な方を無くされた経験がある方は、自分の時にしてもらった感動をお返ししたいと思われて納棺師になられる方も多いと聞きます。
私は逆に、自分の父や母、祖父母の葬儀の記憶があまりありません。
母の時は喪主だったのに、何も覚えていません。
なので、ご遺族様には、きちんとお別れの時間を覚えていてほしいと思ったことも、この仕事を選んだ理由の一つにあります。
結局、納棺師に必要なスキルって・・・・
人を思いやる心とか、想いを汲んで形にしたいと思う気持ち。
なのかなぁ。と感じます。
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